教育・文化 社会・全般
2014年9月22日(月)9:00
パレード、棒踊りで健康、豊作祈願
来間島ヤーマスプナカ
20日に始まった下地来間島の伝統行事「ヤーマスプナカ」は2日目の21日、集落内を練り歩くパレードを行ったほか、「雨乞い座」と呼ばれる広場で棒踊りなどを踊ることで、島民の健康や豊作などを祈願した。
パレードは午後2時からスタート。島を発展させたとされる3兄弟の家元を出発した車両を先頭に、棒踊りや奉納踊りを踊りながら集落内を練り歩き、向こう1年間の島の人々の無病息災や五穀豊穣(ごこくほうじょう)などを祈願した。
その後、「雨乞い座」に集合した男性たちは、家元ごとに3兄弟の長男スムリャーブナカ、次男ウプヤーブナカ、三男ヤーマスヤーブナカの順に棒踊りを踊った。女性も家元ごとに、「豊年の歌」や「宮古サッサイ」、「南国育ち」などの歌に合わせ踊ったほか、来間小学校の児童と職員は勇壮なエイサーを披露した。
会場には近隣住民や観光客らも集まり、男性の勇壮な棒踊りや女性の優雅な舞いに拍手を送ったり、踊る姿を写真に収めたりしていた。