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社会・全般
2010年10月1日(金)9:00

上地憂也さんが最優秀賞/JA県青壮年大会

宮古地区7年連続の最高賞

JA青壮年大会青年の主張の部で最優秀賞を受賞した上地さん(前列左から2人目)。前列左は武富さん、前列右から2人目は大嶺さん=30日、JAおきなわ宮古地区本部

JA青壮年大会青年の主張の部で最優秀賞を受賞した上地さん(前列左から2人目)。前列左は武富さん、前列右から2人目は大嶺さん=30日、JAおきなわ宮古地区本部

 第20回JA沖縄県青壮年大会(主催・JAおきなわ青壮年部)が9月28日、那覇市内のホテルで行われ、青年の主張発表の部で宮古代表で下地支部の上地憂也さん(23)が最優秀賞を受賞した。宮古代表の最高賞は7年連続の快挙。上地さんは11月25日に熊本県で行われる九州大会に県代表として出場する。


 青年の主張には上地さんと伊良部支部の武富博登さん(29)の2人が出場。武富さんは優秀賞を受賞した。


 上地さんは「今、農業に夢中!」と題して発表した。高校卒業と同時に本土で就職していたが、帰郷して農業を始めた経緯を語りながら、農業の魅力を力強く訴えた。


 上地さんは「国内自給率50%を目指す目標がありますが、その数字に近づけるにはわれわれのような20代の農家が必要不可欠」と指摘した。その上で宮古島の野菜や果物を多くの観光客に知ってもらう必要性を強調。「宮古島の野菜・果物をもう一度食べたくて来ましたというお客さまを増やすのが私の夢」とまとめた。


 30日にJAおきなわ宮古地区本部を訪れた上地さんは「宮古の関係者の人がたくさん応援に来てくれたので安心して発表できたことが良かった。九州大会を制す者は全国を制すと言われるので九州大会で最優秀賞を取れるよう頑張りたい」と抱負を話した。


 優秀賞の武富さんは就農までの道のりを語りながら農業の魅力を堂々と主張。青年組織活動実績発表の部に出場した上野支部の大嶺安男さん(50)は「新たな協同の創造を目指す組織活動」と題して発表し、優秀賞を受賞している。


 JAおきなわ宮古地区本部の岡村幸男本部長は「九州大会でも自信を持って発表し、自分の夢、目標を実現させてほしい」と九州大会での上位入賞に期待を込めた。


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