赤い羽根募金始まる/JTAが伝達
市民の善意に期待
社会福祉の充実向上や災害時の被災者救援などの活動支援に役立てられる2014年度赤い羽根共同募金運動が1日、スタートした。日本トランスオーシャン航空(JTA)の「赤い羽根空の美ら島便」が同日、知事メッセージと赤い羽根を運び、垣花義一県共同募金会宮古島市支会長と下地敏彦市長に伝達した。きょう2日は同募金に対する理解と協力を呼び掛ける広報パレードも市内一円で実施される。
宮古空港で行われた伝達式では、同社客室乗務員の東由希佳さんが知事メッセージを読み上げ、垣花支会長と下地市長に伝達した。
知事メッセージを受け取った垣花支会長は「市社会福祉協議会は『人と人が支え合うゆいの島みゃーく』を福祉活動の理念にしている。今年も多くの市民の協力を得て目標額達成に向け頑張りたい」と述べた。
下地市長も「国内ではいろいろな災害が発生しており現在も御嶽山の噴火が連日報道されている。そうした中では、みんなが支え合うことがとても大切。赤い羽根の趣旨を市民に理解させてできるだけ多くの協力を得るよう頑張っていこう」と呼び掛けた。
伝達式の後、県共同募金会宮古島市支会の会員と各中学校の生徒らは、市内の大型スーパーなどで募金運動を展開した。