農業委員7人に辞令/4団体推薦
耕作放棄地解消を決意
宮古島市農業委員会委員に推薦された7人への辞令交付式が9日午前、市役所平良庁舎で行われ、委員それぞれが耕作放棄地解消など市の農業振興に向けて決意を新たにした。
推薦団体は県農業協同組合、県農業共済組合、伊良部土地改良区、宮古島市議会。任期は3年。
下地敏彦市長が辞令を交付し「宮古島は農業を基盤にする島。皆さんはそんな島で農地の保全および農地をいかに高度に利用するかを決めていく重要な使命を負う。公選23人の委員とともに農業の振興発展に努めてほしい」と述べた。
市農業委員会の野崎達男会長も「宮古島は県内でも農地が多い島。市の農業委員として、農地保全パトロールなどしっかり頑張ってほしい」と激励した。
県農業協同組合から推薦された砂川博一さんは「先輩方と一緒に農地行政に全力を尽くしたい。耕作放棄地の解消のために頑張っていきたい」と決意した。
辞令を受けた7人は今月20日、公選の23人とともに初の総会に臨む。
推薦された委員7人と推薦団体は次の通り。
砂川博一(県農業協同組合推薦)▽佐久田寛勇(県農業共済組合推薦)▽池間藤夫(伊良部土地改良区推薦)▽新里光徳(宮古島市議会推薦)▽久志盛一(同)▽下地博和(同)▽川満盛幸(同)