輪になって一体感/ドラムキャンプ宮古島
打楽器でアンサンブル
ドラムキャンプ宮古島2014(主催・同実行委員会)が12日、袖山ガーデンで行われ、東京や山口、鹿児島などからの参加者と島内の参加者たちがドラムサークルで楽しいひとときを過ごした。
午前9時から始まった「レッツ!ファシリテーション」では、ゲスト講師のドラムサークルファシリテーター協会(DCFA)の副理事長で昭和音大講師の石川武さんがドラムサークルファシリテーションの基本的な合図について紹介した。
石川さんは、ファシリテーターが出す合図としてボリュームやテンポのアップダウンなどを実際に演奏しながら参加者たちに説明した。
ドラムサークルとは、みんなが輪になって、即興的につくりあげる打楽器、パーカッションのアンサンブルのことで、参加者が一体感を感じながら楽しい時間を共有する。
また、ファシリテートとは、物事を容易、簡単にすることで、ドラムサークルのファシリテーターはみんなが緊張やプレッシャーから解放されて気持ちよく楽しくなるように参加者をガイドし、それぞれの個性を発揮させ全体の調和を生み出せるように手助けをする。
参加者たちは、ファシリテーターの石川さんの合図に反応しながら即興の楽しさと打楽器、パーカッションのアンサンブルで一体感を得ることの魅力を体感していた。
実行委員長の下地真喜子さんは「宮古島では初めてのキャンプだが参加者たちはみんな楽しんでくれている。子どもからお年寄りを含め、さらに今回は車いすの参加者も2人いる。誰でも楽しく音楽の魅力を体感できるイベントなのでこれからも続けていきたい」と話した。