1400人余が自然満喫/第5回宮古島マラソン
エコアイランド発信
第5回エコアイランド宮古島マラソン(主催・市、市教育委員会、宮古島観光協会)が19日、市陸上競技場を発着点とするコースで行われた。フルに635人、ハーフに818人の計1453人が出場。秋晴れの下、海沿いのコースで自己記録への挑戦や仲間同士マイペースでゴールを目指すなどそれぞれの走りを満喫した。完走者はフルが596人で完走率93・86%、ハーフは792人97・07%だった。
優勝はフルマラソンの部は男子が仲間孝大(豊見城市)で2時間28分7秒、女子は久保田文(竹富町)で3時間12分53秒だった。
ハーフの部は男子が宮古島出身の与那嶺恭兵(浦添市)で1時間分秒、女子は中村和子(佐賀県)が1時間33分24秒で2連覇を果たした。
大会は午前8時30分にフル(42・195㌔)、同9時にハーフ(21・0975㌔)がそれぞれスタートした。
コースは第3回大会から海沿いのコースに変更。参加者たちはパイナガマビーチ、ラムサール条約の湿地登録に指定された下地与那覇湾、来間大橋など島の風光明媚な風景を楽しみながらゴールを目指した。
主催者側も上位入賞者による記念植樹などでエコアイランド宮古島をアピールした。
この日の最高気温はほぼ平年並みの28・2度。動物などいろいろなキャラクターの着ぐるみを着たランナーたちに沿道から「頑張れー」「ワイドー」などの声援が送られた。
ゴールでは家族や仲間たちが走り終えた選手たちを出迎え。完走メダルを受け取った参加者たちと一緒に記念撮影を行う姿も見られた。
開会式で大会長の下地敏彦市長は「天気良し、風良し、体調良し。宮古島のエコマラソンを楽しんでほしい」と呼び掛けた。
前回ハーフの女子優勝者、中村さんが「大会を支える方々、沿道の人たちに感謝しながらそれぞれの目標に向かってゴールを目指したい。自然豊かな大好きな宮古島を元気に楽しく走ります」と選手宣誓を行った。
同マラソンは「風につつまれて、みゃーくの景色を体感しよう」をキャッチフレーズに、体力の向上を図り、新たなスポーツイベントによる観光振興と地域の活性化に寄与することを目的に開催している。