下地市長の就任5周年祝う
強いリーダーシップに期待
「下地敏彦市長就任5周年激励会」(主催・同実行委員会)が18日夕、JAおきなわ宮古地区本部大ホールで催され、宮古の政財界の関係者ら大勢が集い盛大に祝賀会を催した。仲井真弘多知事、竹下亘復興相、西銘恒三郎総務副相らも下地市長の激励会に訪れた。
主催者あいさつした下地義治実行委員長は「就任の節目である5周年を、こうして多くの皆さんに祝ってもらうことができた。下地市政となり、これまで市の懸案課題だった多くの施策が実現している。
来年、伊良部大橋が開通するが、圏域全体のさらなる発展と市長の行政運営に皆さんの力をお借りしたい」と述べた。
来賓の仲井真知事は「下地市長からは県立公園の建設要請などを受けている。大橋開通後、下地島空港の有効利用などの課題もある。県としても市長の力になれるよう取り組んでいきたい」とあいさつした。
激励を受けた下地市長は「宮古島市が合併し、来年で10年になるが、その節目の年に伊良部大橋が開通し、いよいよ宮古は一つになる。市長就任当初は市の財政は悲惨な状況だった。宮古島市は今、最も元気な状況にあると思う。一括交付金を有効利用し、今後も市の発展に尽力したい。市長一人では何もできないので、市民一人一人の力をお借りし、安全安心で豊かな宮古島市づくりにまい進していきたい」とあいさつした。
市議会の佐久本洋介副議長の発声で祝杯が行われ、下地市長の力強いリーダーシップと今後の市政運営に期待を込めた。