多彩なイベント満喫/青少年の家オープンデー
親子連れ500人
宮古青少年の家(安慶田昌宏所長)は25日、「2014年度青少年の家オープンデー~IN子ども体験遊びリンピック~」を開催した。
親子連れら約500人が、火おこし体験やキッズサッカー大会(小学3年以下)、プラ板クラフト体験、ネイチャークラフト体験、ソテツの葉で虫かご作り体験など、多彩な催しを満喫した。
イベントのうち、火おこし体験コーナーでは、子どもたちは木の棒とひもでできた「マイギリ」と呼ばれる道具を使用。木の棒を板のくぼみにこすりつけ、火だねを作ろうと棒を回す作業に挑戦していた。煙が立つと、歓声が上がっていた。
キッズサッカー大会では、ドリブルを競い合うプレーなどで一喜一憂の熱戦を展開していた。
火おこしを体験した平良大翔君(北小2年)は「木の棒で回すのが楽しかった」と感想を話した。
ネイチャークラフトに挑戦した砂川あんじさん(城辺小4年)は「松ぼっくりなどの材料を使って初めて置き物を完成させた。家でも別の置き物を作りたい」と自信満々の表情を見せていた。
同オープンデーは、地域住民や家族に施設を開放し、同家の諸活動を体験してもらうことにより、利用促進を図るのが目的で実施された。
また国立青少年教育振興機構が中心となり社会全体で子ども体験活動を促進し、その機運を高めていくために10月を「体験の風をおこそう推進月間」と定めている。同家では同機構との統一事業として「子ども遊びリンピック」を同時開催した。