水との触れ合い楽しむ/宮古水まつり
プールに子どもらの歓声
城辺福東周辺会場 「水上綱引き」など多彩な催し
宮古水まつり2014(主催・同実行委員会)が26日、「黄金 世果報 宮古用水(くがに ゆがふ みゃ~くぬみず)」をキャッチフレーズに、地下ダム資料館など城辺福東周辺を会場に行われた。恒例のそうめん流しには、多くの参加者がカップと箸を手に、流れてくるソーメンやモズク、海ぶどうに舌鼓を打っていた。
地下水ふれあいコーナーに設けられたウォータースライダーや大型プールには子供たちの歓声と笑顔があふれていた。
参加者がボードに乗って綱を引く「水上綱引き」や、水が入った風船を投げる「水風船投げ」など、水に関連した多彩な催しが行われた。
資料館前の特設ステージでは、宮古島の農業用水開発の歴史を宮古伊良部農業水利事業所の花田潤也さんが説明したほか、鏡原幼稚園の園児によるかわいい遊戯や宮高ダンス部によるヒップホップダンスなど、多彩な演目が披露された。
水まつりは実行委員長を務める下地敏彦市長はじめ関係者らのテープカットで開幕した。
下地市長は「先人の苦労で実現した宮古用水は地域経済を支える大切な資産。水まつりは宮古用水の素晴らしさを伝え発信することを目的に開催する」とあいさつした。
沖縄総合事務局農林水産部幸田淳部長(同土地改良課寺尾和彦課長代読)、県農林水産部山城毅部長(同農漁村基盤増村光広統括監代読)、宮古島市議会の真栄城徳彦議長がそれぞれ祝辞を述べた。