研修会で共通認識深める/県ハイヤー・タクシー協宮古支部
永年勤続者を表彰
県ハイヤー・タクシー協会宮古支部(豊見山健児支部長)の第29回タクシー乗務員研修会が28、29の両日、市内ホテルで行われた。タクシー業界を取り巻く交通環境の現状や課題について認識を深めたほか、長年にわたりタクシードライバーとして活躍した人や従業員らを表彰した。
研修には市内のバス、タクシー会社から職員および乗務員らが参加した。
研修会であいさつした豊見山支部長は「年々、観光客が増加する中、年明けには伊良部大橋が開通する。伊良部島との往来も増えると思うが、研修を通じて留意すべき点を共通認識していただき、今後の業務に役立ててほしい」と呼び掛けた。
続いて、宮古島署の砂川秀輝交通課長、宮古島観光協会の遠藤ゆかりさん、県ハイヤー・タクシー協会の津波古修事務局長と新垣良勝統括部長が、それぞれ講話と講習を行った。
参加者たちは、さまざまな交通環境の変化が予測されるとあって、講師の示す具体例などに熱心に耳を傾けていた。
表彰されたのは次の皆さん。(敬称略)
【永年勤続の部】池間弘治(丸多タクシー)【15年以上表彰の部】根間玄治(八千代バス・タクシー)、上地秀和(同)、新垣孝子(同)、下地清満(まるちく)、友利尊光(協和タクシー)、花城米三(かりゆしタクシー)【10年以上表彰の部】大村政喜(まるちく)、友利恵盛(協栄タクシー)、下地春孝(伊良部信用タクシー)、宮国恵栄(みなとタクシー)【5年以上表彰の部】仲間清助(協栄タクシー)、平良泰英(同)、永井孝行(まるちく)、入福浜三郎(丸多タクシー)、垣花忠伸(八千代バス・タクシー)