宮高、4強入り/高校野球秋季大会
九州切符懸け、きょう沖尚戦
第60回県高校野球秋季大会(主催・県高野連など)は2日、沖縄セルラースタジアム那覇などで準々決勝4試合を行った。宮高は二回に一挙9点を奪うなど打線が爆発。14―4の六回コールドで八重山商工を下し、2年ぶりの4強入りを果たした。準決勝はきょう3日、同球場第2試合(午後零時30分開始)で沖縄尚学と対戦する。勝てば、来春の甲子園選抜大会の選考資料となる九州大会(熊本県)の出場権を得る。
大量点を奪った二回は、一死満塁の好機から前里、平山の連続適時打で3点を加点。好投手の八商工・花城を攻略した。その後も平良誠、佐渡山が連打を浴びせ、この回打者14人9点の猛攻で試合の流れを大きく引き寄せた。
3番伊志嶺、4番前里、5番平山のクリーンアップはともに2安打を放ち、計7打点を挙げる活躍を見せた。
大量援護を受けた先発の平良誠は6回を投げ、6安打4失点。三回には連続死球から3失点したが落ち着いて後続を断った。
準決勝はきょう3日、沖縄セルラースタジアム那覇で行われる。第一試合(午前10時開始)は興南対首里東、第二試合は宮高対沖尚となっている。
結果は次の通り。
【準々決勝】
宮高
290201|14
013000|4
八重山商工
※六回コールド
(宮)平良誠―伊志嶺
(八)花城、西里、坂田、花城―屋良部
▽三塁打=伊志嶺(宮)、西里、前田(八)