仲間さんら11人受章
仲井真知事が叙勲伝達
【那覇支社】2014年秋の叙勲伝達式が5日、那覇市の知事公舎で開かれ、地方自治功労など11人の受章者に仲井真弘多知事から勲記と勲章が手渡された。
受章者を代表して、旭日小綬章を受けた元城辺町長の仲間克さん(75)=城辺字比嘉=が「各分野での功績が認められ、評価していただいたことは身に余る光栄で感激している。多くの先輩方や関係機関の指導と協力に感謝したい」とあいさつした。
仲井真知事は「今日の県の発展は、各分野の第一線で常に精励され、優れた業績を挙げた皆さんの真摯(しんし)な努力のたまもの。今後とも県政発展に力添えを賜りたい」と長年の功績をたたえた。
仲間さんは1966年に初当選以来、3期連続の旧城辺町議会議員。同町収入役・助役を経て、90年から4期連続で旧城辺町長就任。宮古広域事務組合代表理事や宮古土地改良区理事長も務めるなど約40年間、地方自治の振興発展に尽力した。
このほかの受章者は、各関係省庁から伝達を受ける。3日発令の2014年秋の叙勲受章の県関係者は、地方自治や教育、消防分野などで功績のあった43人。内訳は旭日章11人、瑞宝章32人。
宮古からは仲間さんのほか、元砂川中学校長の砂川和之さん(82)=平良字西里=が教育功労で瑞宝双光章を受章した