代表5人が決意示す/第2回「夢ステージ」
国立劇場おきなわで公演へ
来年1月に国立劇場おきなわで開催される第2回「夢ステージ」に出演する宮古代表メンバーの子供たちが5日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を表敬訪問し、練習に取り組んでいる歌と三線を披露し、本番に向けた意気込みを示した。
今回市長表敬したのは、下地美咲さん(宮高2年)、立津佳恵さん(同1年)、花城夕梨々さん(下地中2年)、仲間まひるさん(伊良部中2年)、友利琉希さん(北小5年)の5人。
本番に向けて練習に励む5人に対して下地市長は「宮古民謡の魅力を沖縄本島や国内外に発信することは素晴らしいこと。ぜひ頑張ってほしい」と激励した。 「夢ステージ」は、県などの支援を受け2014年度沖縄文化活性化・創造発信支援事業として行われる。8月には宮古代表を決める歌、三線のオーディションが行われ、13人が選ばれた。
13人を代表してこの日、平良庁舎に訪れた5人は下地市長に対して「来年1月4日は国立劇場おきなわで、2月1日にマティダ市民劇場でも演奏するのでぜひ市長にも聞きに来てほしい」と呼び掛けた。
また、下地美咲さんは県教育庁の2014年度グローバル・リーダー育成海外短期研修事業、県高校生芸術文化国際交流プログラムの郷土芸能部門の県代表として、来年1月にシンガポール共和国に派遣されることも報告した。
本番に向けた決意表明後、下地さんが「伊良部トーガニ」を独奏。5人では「狩俣のイサミガ」を演奏し、下地市長から「素晴らしい演奏だった」と拍手を受けた。