「一生懸命」チームが優秀賞/JAキッズ野菜料理コンテスト
審査員「発想すごい」とビックリ
第7回JAおきなわ「キッズ野菜料理コンテスト」2014地区予選大会が15日、城辺公民館(旧城辺町農村環境改善センター)で行われた。小学生2チーム7人が参加し「一生懸命がかっこいい」チームが優秀賞に選ばれた。12月6日に那覇市旭町の学校給食センターで行われる決勝大会に、地区代表として派遣される。
「一生懸命がかっこいい」チームは、肉まんの皮の生地に、ピーマンやトマトを練り込み、宮古牛のひき肉を使った具で「カラフル宮古牛まんー」や「紅いもだんご入り豆乳くずもち」など4品を作った。
同チームの池間暖(のん)さん(福嶺小5年)は「たくさん練習をしたので、優勝できてうれしかった。決勝大会は4人で楽しく挑戦したい」と笑顔で話した。
審査は和食処「ひらの」の平野強店主が委員長を務め、学校給食調理場の栄養士2人とJAおきなわ宮古地区女性部の上地洋美部長、あたらす市場出荷協議会の仲宗根稔会長が審査を行った。
平野さんは講評で「盛りつけもきれいだったし、子供たちの発想がすごい。残念だったのは、材料に島野菜が少なかったこと。材料は豊富なので、もっと使ってほしかった」と述べた。
同コンテストは子供たちが地元の旬の野菜を選び、レシピ(献立)を考え、調理することで、食や農の大切さなどを学ぶ姿勢を育成することなどを目的に開催されている。
参加チームとメンバーは次の通り。(敬称略)
【一生懸命がかっこいい】西川耀渚(てるな)(福嶺小5年)▽西川昌吾(同)▽池間暖(同)▽下地大知(平良第一小5年)
【下地☆女子チーム】川満舞鈴(まりん)(下地小4年)▽川満綾莉(りり)(同)▽岸本夢実(同)