故郷の芸能や話題で盛況/東京多良間郷友会
東京で第81回多良間まつり
【東京支社】東京多良間郷友会(土井幸子会長)は16日、東京の大田区産業ホールで「第81回多良間まつり」を開催した。東京などに住む郷友ら約200人が参加。故郷の伝統芸能を楽しみながら近況や昔話に花を咲かせ、郷友の輪を再確認した。
80年余りの歴史を持つ同祭りには、郷友ほか多くの来賓が祝いに駆け付けた。
伊良皆光夫村長は「盛大に行われているのには大変感動した。これからも皆さんの声を村づくりに反映させていきたい」とあいさつした。
東京沖縄県人会の渡久山長輝会長は、東京多良間郷友会が今年、設立80年を迎えたことに対し「おめでとうございます。これからも土井会長を中心に、郷友会がますます発展していくことを祈念する」と祝辞を述べた。
土井会長は「地元料理もたくさん用意した。楽しい1日を過ごしてほしい」と呼び掛けた。
舞台では獅子舞や三線演奏、太鼓演舞などが披露され大いに盛り上がった。
最後は、出席者全員で母校である多良間小、中学校の校歌を斉唱し、祭りを締めくくった。
なお、祭り前には同会の定期総会が開かれ、予算案などが全会一致で原案通り承認された。土井会長、山城春政幹事長など役員体制には変更はなかった。