下地中が準特選/14年度緑化コン学校環境緑化の部
「台湾の森」造成など評価
沖縄県緑化推進委員会主催の2014年度緑化コンクールの「学校環境緑化の部」で下地中学校(久高三彦校長)が準特選に選ばれた。表彰式は22日に豊見城市の豊崎海浜公園で行われる全島緑化県民運動の中で行われる。
同校に対する審査講評では景観面で、校庭にリュウキュウマツ林が美しい景観をつくっているほか、校内にトライアスロン大会を通して台湾の選手と交流を深めていることから台湾の樹木を植栽した「台湾の森」を造り緑化を進めていることなどが評価された。
取り組み面では毎月、環境デーやボランティア活動日を設定して、全校生徒が一斉に農園や花壇の管理、保全のほか清掃活動を自主的に行っていることなども認められた。
そのほかにも、地域との連携面で校内緑化にPTAや地域が積極的に取り組んでいるほか、卒業生による記念植樹が盛んに行われ、毎年の運動会で卒業生が学校に訪れ管理保全していることなども評価された。
準特選の受賞について久高校長は「下地はとにかく地域が学校に対して協力的。学校が地域の心のよりどころになっており、地域全体で学校の環境美化に積極的に取り組んでくれている。地域の財産である学校への地域の愛情が今回の受賞につながった。これからも生徒たちと一緒に学校をより良い環境にしていくために頑張りたい」と話した。
そのほか、宮古地区からは「緑化功労者の部」の表彰で山中喜(ぷからす)会が会長賞に選ばれている。