第1便70人が来島/FDA宮古チャーター便
年末年始までに16便就航
12月から年末年始にかけて、愛知、静岡、長野から宮古島へのチャーター便16便を就航させるフジドリームエアラインズ(FDA、須川恒次社長、本社静岡市)のチャーター第1便が2日午後、宮古空港に到着。宮古島観光協会や市観光商工局の職員やホテルの担当者、ミス宮古らが来島者を盛大に出迎え、観光マップやガイドブック、記念品などを配布した。
今回のチャーター便は、FDAとJTB、HIS、農協観光、タビックスとの共同運航で実施。2日から9日までは名古屋小牧、静岡、松本の3空港と久米島、宮古島を結ぶ周遊型ツアーチャーター便8便、27日から1月3日には名古屋小牧、静岡と宮古島間の直行往復チャーター便8便が就航。合計で1100人ほどの集客を見込む。
小牧空港出発の第1便人は、久米島で1泊したのち、宮古島入りした。空港では観光協会や市観光商工局の職員、ホテルの担当者、ミスティダの崎原真七実さん、市のマスコット「みーや」らが盛大に出迎え、観光マップやガイドブック、市職員手作りの貝殻ストラップなどの記念品を無料配布。川満七重さんと瀬名波令奈さんによる三線演奏も披露された。
名古屋から訪れた川瀬清広さん(66)は「宮古島に来るのは初めて。美しい景色と海を楽しみに来た。これからフェリーで島に行くと聞いているのでそれも楽しみ」と語った。今回の宮古島滞在期間は1泊2日で、きょう3日、帰路に就く。
宮古島観光協会の池間隆守専務理事は「FDAは今年5月にも宮古島チャーター便を就航させ、成功している。そこで今回も就航させることとなった。これまでに来ていなかったエリアから1便で70人ほどの入客が見込めるので、入域観光客数の底上げにつながると思う」との考えを示した。
FDAは1月から3月までに小牧、松本、静岡のほか、徳島、広島、北九州、福岡、大分などからのチャーター便就航も予定している。