島を挙げて多彩な催し/多良間
公民館まつりを開催
【多良間】島を挙げて多彩な催しが行われるイベント第26回多良間村公民館まつり(同村教育委員会主催)が6日、多良間小学校で開催された。
オープンセレモニーであいさつした池城三千雄教育長は「きょうの公民館まつりは皆さんが楽しみに待っていた島の一大イベント。様々な催しが用意されているので、思う存分楽しんでほしい」と呼び掛けた。
伊良皆光夫村長は「この会場にはゼロ歳から97歳までの方が来場している。これからの公民館の果たす島での役割は、とても大事なものになっていくものと思う。公民館を村民の皆さんがもっと活用し、生涯学習もたくさん行いながら、島の活性化につなげていってほしい」と祝辞を述べた。
セレモニーの後、同校中庭でバザーが開かれ、村婦人会による「かすあがらすじゃー」(おからを用いたみそ汁)が販売されたが、たちまち完売となった。
また、チャリンコ青年とエイサー愛好会の「おでん販売」も行われ、多くの村民が買い求めていた。午後からは体育館で各種団体の舞台発表が行われた。亀浜美智子練舞場の児童たちによる「四つ竹」で幕開けし、児童たちの合唱や老人クラブの踊り、空手演舞など、舞台では多彩な演目が繰り広げられた。
このほか、授業で取り入れられている「うぷゆまた講座」の踊り、三線、方言教室の発表などが行われ、とりわけ子どもたちの「多良間ふつ方言」は会場を笑いの渦に巻き込んだ。
開催を同日に予定していた「移動映画祭イン多良間」は天候不良のため、きょう7日午後6時に延期された。