宮工がエコデン優勝/ワイパーモーター部門
2年ぶり、バッシライン号
高校生が自作の電気自動車で走行距離を競う「第12回県高校エコデンレース」が5日、沖縄市の県総合運動公園で行われた。ワイパーモーター部門で宮古工業高校エコデン部の「バッシライン2010」が2年ぶりの優勝、一般モーター部門では「マクガン6」が3位に入った。ともに11月23日に大阪府で開催される全国大会に出場する。生徒らは6日に帰島し、喜びを語った。
バッシラインのドライバーを務めた宮里康広君(1年)は「未熟な自分だがみんなのおかげで優勝できた。全国では上位を目指したい」と笑顔で語った。
マクガンのドライバー、親泊完人君(3年)は「3位に入れてうれしい。半年間頑張ったことが結果に表れた」と振り返った。
出迎えた我那覇念校長は「短期間でよく作り上げた。問題点を改善して全国では上位を目指してほしい」と激励した。
部長の川上竜馬君(3年)は就職活動で県大会は不参加だったが、全国大会には出場する。「団結力を生かし、2部門で優勝を目指したい」と抱負を述べた。
同校は2004~08年の全国大会ワイパーモーター部門で大会五連覇を果たしている。
メンバーは次の通り。
【バッシライン2010】宮里康広(1年)▽與那嶺拓也(2年)▽古謝亘(3年)【マクガン6】親泊完人▽狩俣憲靖▽西里元気(以上3年)