ジャズの魅力たっぷりと/米国空軍音楽隊コンサート
一足早くクリスマス気分
アメリカ空軍太平洋音楽隊アジアパシフィックショーケースジャズコンボによる日米親善クリスマスコンサート(主催・同コンサート宮古島実行委員会)が16日夜、マティダ市民劇場で開かれた。ロックやポップス、ブルースなどをジャズ風にアレンジ。沖縄民謡や童謡なども披露され、会場は華やいだ雰囲気に包まれた。
メンバーはボーカル、ピアノ、ギター、ベース、ドラム、サクソフォンの6人編成。スティーヴィー・ワンダーのヒット曲「オーバージョイド」やジャズのスタンダードナンバーの一つ「A列車で行こう」、クリスマスを意識した「ディズ・クリスマス」「ママがサンタにキスをした」など、馴染みのある曲が次々と披露された。
「赤とんぼ」や「大きな古時計」「芭蕉布」などの耳馴染みの曲で楽しませたほか、それぞれの楽器の特徴をアピールするソロ演奏で盛り上げた。
会場には家族連れやカップルなどが訪れ、知っている曲に合わせて手拍子をしたり、体を揺すったりして一足早いクリスマス気分を味わっていた。
メンバーは、東京にある米軍横田基地を拠点に演奏活動を展開。基地内の式典や日本を含むアジア各地で音楽を通した親善活動を行っている。