政治・行政
2015年1月6日(火)9:00
「飛躍的発展の元年に」/翁長知事が年頭あいさつ
【那覇支社】翁長雄志知事は仕事始めの5日、県職員に向けた庁内放送で年頭のあいさつを行い、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設問題について、「建白書の精神に基づき、県民が心を一つにして普天間基地の県外・国外移設や新辺野古基地の建設を許さないことを国内外に向けてしっかりと働きかけたい」と強調。「日本の安全保障は日本国民全体で考えてもらいたい、基地は沖縄経済発展の最大の阻害要因である、との意味合いは県民にしっかり認識され、本土の方々にもじわじわと理解されている」と指摘した上で、「今後、日米両政府ともしっかりと議論をしていきたい」と述べた。今年が戦後70周年の節目の年にあたり、「この70年の間に筆舌に尽くし難い労苦に耐えて今日の沖縄の発展を築いた先達に敬意を払うとともに、沖縄の飛躍的な発展の元年にすべく、全力を尽くしていきたい」と決意を述べた。