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2015年1月7日(水)9:00
出初め式で防火防災/多良間村の消防団員ら
【多良間】新春恒例の村消防団(奥原博樹団長)の出初め式が6日、村役場前で行われた。消防団員らが本番さながらに放水訓練を展開し、今年の防火防災を誓った。
伊良皆光夫村長は「消防団員の皆様には地域において、住民の生命や財産を守るため防火防災活動に尽力いただき感謝している。向こう1年間も健康に留意され、日々精進に励んでもらいたい」と訓示した。
宮古警察署多良間駐在所の比嘉利昌所長は「昨年は奥原団長の下、団員らは昼夜を問わずに火災や自然災害から村民の生命、財産を守るために献身的に活動した。今後とも村民が安心して暮らせよう、一層の尽力をお願いしたい」と期待を込めた。
1日消防団長を務めた安里優美さんは「当村の災害発生は、皆無に等しい状況にありますが災害は忘れた頃にやって来るの言葉がある通り、いつ起きるか予想できない。万が一の災害に備えるために常日頃からの訓練はもちろん、村民の協力で無災害の多良間村づくりに鋭意努力する」と答辞を述べた。
式典では、新団員の垣花崇さんに辞令が交付され、全団員は25人体制となった。