11/22
2024
Fri
旧暦:10月22日 先勝 庚 小雪
社会・全般
2010年10月8日(金)9:00

飲酒運転歯止めかからず/非常事態宣言も効果なし

管内検挙数9月末現在で88件

 宮古島警察所管内の飲酒運転検挙数が増加の一途をたどっている。急増する飲酒運転の検挙数に歯止めをかけようと7月に行われた「飲酒関連事件増加非常事態宣言」の発表後も検挙数は同じペースで増加。9月末現在で88件と、昨年同期の約2倍となっている。


 後を絶たない酒気帯び運転の検挙に同署では「非常事態宣言後も月平均の検挙数は10件もあり改善されていない。これからも市街地はもちろん、旧町村地区でも取り締まりを強化して、飲酒運転根絶を図っていきたい」とし、飲酒運転根絶に向け市民に理解と協力を呼び掛けている。


 今年に入り、同署管内の飲酒運転検挙数は急増。6月末現在ですでに昨年1年間の総件数60件を超え、7月20日に宮古かぎすま安全なまちづくり推進協議会と宮古島市交通安全推進協議会の会長を務める下地敏彦市長が「飲酒関連事件増加非常事態宣言」を発表した。


 しかし、歯止めはかからず宣言時の67件から2カ月間で21件発生し、9月末現在では88件となった。10月5日現在は89件。
 非常対宣言が行われた7月末検挙数は68件で月平均は9・7件。9月末現在は88件で月平均は同じ9・7件となっている。


 同宣言は①飲酒運転は、絶対しない、させない②節度を守った飲酒を心掛ける③未成年には、酒を売らない、飲ませない─の3点を掲げ、関係機関で飲酒運転の根絶を図っていくとしていたがこれまでその宣言の効果は出ていない。



記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!