日清陸上部が合宿入り
佐藤悠基選手ら/東京マラソンに照準
1日の全日本実業団駅伝で3位に入った日清食品グループ陸上競技部の佐藤悠基選手らが9日、宮古島合宿のため来島した。ほか5選手も順次宮古入りし、温暖な気候の中で走り込み中心のトレーニングを行う。
日清食品グループの宮古島合宿は昨年に続いて2回目。今後、白水昭興監督のほか、佐々木寛文、元村大地、渡邊和也、矢澤曜、村澤明伸選手らが来島する。
9日には佐藤選手と諏訪利成コーチ、石政克郎トレーナーが来島し、宿泊先スタッフの歓迎を受けた。
キャプテンの佐藤選手は日本を代表する実力者。2012年のロンドンオリンピックでは5000㍍と1万㍍の日本代表、翌13年の世界選手権にも両種目に出場した。ベスト記録は5000㍍が13分13秒6、1万㍍は27分38秒25。
今合宿では、来月22日の東京マラソンに照準を合わせてトレーニングに励む。
諏訪コーチは宮古島での合宿について「温暖な気候だし練習コースが起伏に富んでいる。車も少なくて最適な環境」と話した。
合宿は28日まで。期間中は主に海岸線で走り込みを行うが、陸上競技場での練習も予定している。