トライ100日で残暦板設置/市役所平良庁舎前
4・19へカウントダウン/安全安心な大会に決意
4月19日に開催される第31回全日本トライアスロン宮古島大会まで100日となった9日、宮古島市役所平良庁舎前に残り日数を示す残暦板が設置された。設置式では、実行委員長の長濱政治副市長ら関係者が除幕を行い、安全で安心な大会の運営に向けて気を引き締めた。長濱副市長は「31回目の大会も宮古島の振興発展につながる大会にしていこう」と呼び掛けた。
除幕式には、行政機関のほか市体育協会、市陸上競技協会など関係団体の代表らが出席し、残り100日の残暦板の除幕を見守った。
長濱副市長は「昨年の30回記念大会で内閣総理大臣杯が設けられ、宮古島大会は日本でナンバーワンの大会の称号を得た。31回大会もみんなで安全安心な運営を心がけて成功させよう」と述べた。
競技委員長の長浜博文市体育協会長も「合併10周年の今年の大会は伊良部大橋もコースに組み込まれ伊良部島の住民に大きな感動を与える大会になる。今回も宮古を一つにする素晴らしいイベントにしていこう」と話した。
この後、長濱副市長や長浜競技委員長、市議会の真栄城徳彦議長らが残暦板の除幕を行い、「あと100日」の数字をお披露目した。
最後は、真栄城議長が乾杯の音頭を取り「今年は原点に返ってこれだけの大会に育て上げた先輩たちや島の人たちに対する感謝の気持ちを大切にしながら、宮古の人間の誇りを持ってさらに素晴らしい大会にしていこう」と呼び掛けた。
第31回大会は、4月19日午前7時に号砲。スイム3㌔、バイク155㌔、ラン42・195㌔の200・195㌔で競われる。
今回は、今月の伊良部大橋開通に伴いバイクコースが変更。距離は変わらないが、伊良部大橋を渡って伊良部島を半周するコースが設定されている。
第31回大会に申し込んだ人は3369人。記念の第30回大会に比べると288人減少した。出場者は1700人で韓国やアメリカ、オーストラリアなどの外国籍では20カ国81人の出場が内定している。