運航再開めど立たず/スーパーライナーはやて
離島旅客船の便数半減
今月15日からエンジンの故障で運休となっているはやて(川平三秀社長)の高速旅客カーフェリー「スーパーライナーはやて」の運航再開のめどが立っていない。1月31日の伊良部大橋開通に伴い、同日ではやては航路事業を終了するが、修理のめどが立っていないことからこのまま「スーパーライナーはやて」が運航を再開することができずに31日を迎える可能性も出てきている。
はやてによると、同船は15日の午前にエンジンのトラブルで同日午後から運休となり、19日現在も運休が続いている。
今後について、はやては「沖縄本島でトラブルの状況を確認した上でないといつ運航が再開できるか分からない状況。天気も悪くて那覇に船を運ぶめども立っていない」と話した。
同船の運休で、島民の足にも影響が出ている。ある島民は「旅客船の便数が半分に減っているので、とても困っている。イベントなどがあるときは最終便の時間なども気になるし、できるだけ早く運航を再開してほしい」と話した。
はやてでは、旅客カーフェリー「フェリーはやて」を増便するなどして影響の緩和を図っている。