宮高女子、団体戦優勝/重量挙げ
福里は63㌔級で大会新V
重量挙げの第38回琉球新報旗争奪高校選手権大会は25日、豊見城高校体育館で行われ、団体戦で宮高女子が2年ぶり3度目の優勝を飾った。福里悠は63㌔級でトータル160㌔を挙げて大会新V。圧巻の試技で団体優勝に貢献した。喜久川汐梨は69㌔級を制した。
団体戦は登録3選手の順位を点数化して競う。宮高は福里と喜久川、53㌔級で2位に入った赤嶺桃香で25点を挙げ、2位の豊見城に1点差で勝った。
個人成績は福里が160㌔(スナッチ70㌔、ジャーク90㌔)、喜久川が114㌔(スナッチ50㌔、ジャーク64㌔)、赤嶺が123㌔(スナッチ55㌔、ジャーク68㌔)だった。
宮総実の玉那覇留以は63㌔級に出場。記録は129㌔(スナッチ58㌔、ジャーク71㌔)で3位に入賞した。
宮高主将の赤嶺は「優勝できて良かった。次は6月の総体。悠さんが抜けて今の1、2年生で戦うことになるが力を合わせて団体優勝したい」と話した。
大会新で63㌔級を制した福里は3月の全日本ジュニア選手権に出場する。「高校生としては最後の大会。大学生も出る大会だけど優勝と日本高校記録(スナッチ86㌔、ジャーク108㌔)の更新を狙いたい」と充実した表情で意欲を語った。