活動状況や成果を報告/宮古島市と西会津町
健康推進員が研修、交流
宮古島市健康づくり推進員と福島県西会津町健康運動推進員との研修、交流会が24日、下地保健福祉センターで行われた。互いの活動状況やその成果などを報告しながら、健康増進についての認識を深めた。
西会津町から町健康福祉課の渡部英樹課長と職員、健康運動推進員10人が参加。宮古島市からは長濱政治副市長や関係部局の職員ら約30人が参加した。
研修会では、西会津町健康運動推進員の武藤タイ子さんは、雪深い土地柄で外出の機会に乏しい中、運動推進員が積極的に町民に呼び掛けて貯筋運動と銘打ってノルディックウオーキングや体操、輪投げ大会など、ダンベルやゴムバンドを用いて運動を重ねてきたことを紹介。「その結果、参加した町民から楽しみができた。筋力がついたといった感想が聞かれるようになった」と成果を報告した。
市健康づくり推進員の下地節子さんは、主な活動として高齢者を対象とした体操などのサロン運動の普及や各地域に出向いての体操指導、西会津町に学んだノルディックウオーキングの普及にも努めていることを報告し「市民の自主サークルが増えるなど成果が表れてきた」と語った。
引き続き行われた交流会では、互いの伝統芸能を披露、全員で健康体操を行うなど終始和やかな雰囲気に包まれた。