スローガンは「ミラクル」/宮古JC総会
神里理事長が所信表明
宮古青年会議所(宮古JC)の第60回通常総会が1日、市内ホテルで開かれた。2015年度のスローガンは「新天地、新世界への入り口ミラクル宮古島明日のミラクルのために今日がんばろう」。第54代理事長に就いた神里裕哉氏(40)は「宮古島の発展のために知恵を合わせ、多くの人がミラクルを体験できる事業を行う。ミラクル宮古島で心豊かな夢かなう社会づくりをしていく」と所信を述べた。神里理事長の任期は今年12月31日まで。
総会には同会議所会員が出席し、2014年度事業報告書、14年度一般会計収支決算書、15年度一般会計収支予算書をそれぞれ審議し、全会一致で原案通り承認した。
15年度事業計画では、総務広報委員会が会員一人一人が成長できるセミナーの開催、ひとづくり委員会は青少年健全育成のJC杯少年野球大会の開催、まちづくり委員会は自然と共生できる社会を目指すための勉強会の開催などを掲げた。
神里理事長は所信表明で「宮古島の可能性と宮古JC会員の英知と勇気と情熱を持って、明るい社会を築くためにイノベーションが起きることを意識した活動を行う」と強調。基本方針として①ミラクルを体感するまちづくり事業②自然と共生できる農業の構築を模索する勉強会の開催③ミラクルを楽しめるひとづくり事業④障害者の自立と社会参加の支援等推進の手伝い⑤ソーシャルネットワーク時代に合った組織運営-などを示し、全力で取り組む考えを示した。
前理事長の吉岡洋平氏は、神里理事長の掲げたスローガンの実現向け、一致団結して取り組むことを呼び掛け。「宮古島に必要とされるJCになってほしい」とあいさつした。
沖縄地区協議会の糸数弘和会長、沖縄ブロック協議会の宮城啓一会長がそれぞれあいさつした。
引き続き同会場で懇親会が行われ、来賓として招かれた各界の代表者らと情報交換しながら交流を深めた。