久貝君(宮工3年)ら3人に決定/教育の日模範児童・生徒
市教委が発表、15日に表彰
今年度の宮古島市教育の日模範児童・生徒表彰の受賞者が、東小6年の平良文果さん、平良中3年の仲宗根沙也さん、宮古工業高3年の久貝勇介君に決まった。市教育委員会は9日に会見を開き、受賞者を発表するとともに、15日にマティダ市民劇場で開かれる「宮古島市の教育を語る市民大会」への多数の来場を呼び掛けた。
教育の日模範児童・生徒表彰は、スポーツや文化、児童・生徒会活動など学校生活で総合的に活躍したとして各学校から推薦された児童生徒を審査会で選考し、決定している。今年は1月29日に審査会を開き、3人の表彰を決めた。
平良さんはサッカーチームの副キャプテンとして県大会に出場し入賞したこと、仲宗根さんは絵画作品が県や全国の展覧会で表彰されたこと、久貝君は生徒会長を務めながら県陸上大会で入賞したことなどが評価され、学校推薦を受けた。
宮國博教育長は「選考はスポーツや文化面だけでなくトータルな学校生活での評価をもとに行った」と選考基準を説明した。
「教育を語る市民大会」については、ライオンの子ホールディングス社長でライオンの子保育園園長の末広尚希氏による基調講演や宮古島出身大学生と高校生による公開フリートーク、学力向上推進に向けた取り組みの実践報告などを行うことを説明する宮國教育長。「オール宮古で取り組んでいる学力向上の取り組み成果や課題について市民に広く訴えたいので、当日はぜひ、会場に足を運んでほしい」と多数の来場を呼び掛けた。
市では2月の第3日曜日を教育の日と定めていて、教育に対する市民の関心と理解を深めるとともに、家庭、学校、地域社会の連携の下、市民全体で教育に関する取り組みを推進し、教育の充実、発展を図ることを目的に市民大会を実施している。今年は15日午後2時30分からマティダ市民劇場で開かれる。