守備、打撃の基本学ぶ/砂川、城辺中合同野球チーム
オリックス選手5人が指導
宮古島市民球場で春季キャンプ中のオリックス・バファローズの選手5人が11日、砂川中学校のグラウンドで、砂川、城辺中合同野球チームの部員を指導した。参加した部員は砂川中が5人、城辺中が2人。プロ選手が手本を見せるなどして、捕球や打撃などの基本を指導した。
オリックスからは近藤一樹、柴田健斗両投手と新人の坂寄晴一、齋藤綱記投手、宗佑磨内野手が参加した。
軽いウオームアップで体を温めた後、キャッチボールや守備での捕球、フリー打撃の練習をした。
部員らは、捕球は体の正面で受ける。投球がそれたときは、移動してできるだけ正面で受けるようにすることなどの指導を受けた。
フリー打撃では、ストライクゾーンに来た球は全力で振り抜くことを課題に練習に取り組んだ。
近藤投手は「基本、当たり前のことをしっかりやることで、野球がうまくなる。きょうやったことを忘れずに練習してほしい」と励ました。
下里空士(たかと)主将(砂川中2年)は「短い時間だったが、貴重な体験ができた。特に打撃に関してはいろいろ学ぶことができた。しっかり練習をして、次の試合からチームのために頑張りたい。ありがとうございました」とあいさつした。
指導後、近藤投手は「野球が好きというのが伝わってきた。好きなことが一番上達につながる。その思いを継続して今後に生かしてほしい」と話した。