島の玄関、「緑」で彩る/美ぎ島ネット島おこしの会
100人が苗木1000本植樹/池間大橋開通23周年記念
池間大橋開通23周年記念として「第52回美ぎ島宮古グリーンネット活動」(主催・美ぎ島宮古グリーンネット、いけま島おこしの会)が14日、両団体のメンバーと島民ら約100人が参加し、池間島の池間漁港周辺で行われた。参加者たちは、樹木約1000本を植え付け、島の玄関口を植物たちの緑で彩った。
主催者あいさつで、同島おこしの会の波平三郎会長は「緑豊かな池間島を目指してグリーンネットさんと一緒に植樹ができることをうれしく思う。植えた木は自分の子供のようにみんなでしっかり育てていこう」と呼び掛けた。
また、同グリーンネットの與那覇巖事務局長は「島おこしの会と共催でこの取り組みができてうれしい。植えた木はみんなでしっかり管理し、池間島を緑いっぱいの島にするために頑張っていこう」とあいさつした。
開会式の後、参加者たちは一斉に漁港周辺で作業を行い、モンパノキ426本、ブッソウゲ435本、クロヨナ100本、テリハボク21本の合計982本の植樹した。
これまで同地区では、2012年に「つむばな すなばな うぐな~りば」と銘打ってハスノハギリなど1000本を植樹しており、今回の植樹を含め約2000本が植樹された。
植樹には、池間小中学校の児童生徒や老人クラブ、郷友会などから幅広い年代が参加し、子供たちはお年寄りの指導を受けながら一緒に用意された苗木を丁寧に植え付け、心地よい汗を流した。
作業終了後は、池間小学校の久貝梨央さん(2年)、浜川大和君(4年生)、金城駿介君(6年)の3人が植樹活動の感想を述べ、受け付けた苗木が大きく成長して故郷の池間島が緑豊かでさらに魅力いっぱいの島になることに期待を寄せた。