環境・エコ
2015年2月18日(水)9:00
水保全の取り組み学ぶ
6カ国8人 JICA研修員が市長表敬
国際協力機構(JICA)の研修員ら一行が17日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を表敬訪問した。研修員に対して下地市長は「宮古島で多くのことを学び、それをそれぞれの国に持ち帰って有効に活用してほしい」と呼び掛けた。
今回の研修テーマは「島嶼水環境の保全と管理」で、フィリピン、モルジブ、アンティグア・バーブーダ、キューバ、パラオ、グレナダの6カ国から8人が来島している。
研修期間は、1月12日から3月6日までで、宮古での研修は4日間となっている。
8人の自己紹介を受けた下地市長は「国内でも宮古島は自然エネルギーを活用した実験や取り組みが最も進んでいる。飲料水の水質保全の取り組みも充実しているのでいろいろなことを学んでほしい」と述べた。
今回の研修は、沖縄をフィールドに、水環境の保全および水源地の環境管理に携わる政府やNGO職員が安全で快適な生活のほか、自然や文化の保護の土台となる水環境の保全と管理の手法を習得することを目的に行われている。