社会・全般
2015年2月21日(土)9:00
現場の安全性など確認/宮古労基署など
年度末官民合同パトロール
2014年度末建設現場官民合同パトロール(主催・建設業労働災害防止協会県支部宮古分会)の出発式が20日、宮古建設会館で行われた。出発式後、宮古労働基準監督署の南隆功署長と同分会の安全指導員ら10人が、工事現場をパトロールし、足場の安全性や建設機械の自主点検を実施しているかなどを確認した。
出発式で同分会の長田幸夫分会長は「パトロールを通して、宮古圏域から労働災害を出さないよう、安全指導をお願いしたい」とあいさつした。
宮古地区で昨年1年間の休業4日以上の死傷災害は建設業で5人。このうち3人が公共工事で発生した。県全体では前年に比べ30人増の182人。死亡事故は倍増の4人だった。
この事態を踏まえ、南署長は「パトロールでは高所からの墜落、転落災害、建設機械災害などの防止対策をそれぞれの視点から確認したい」とあいさつした。
一行は伊良部島の上水道整備事業牧山配水池改築工事現場と長山港浮き桟橋工事現場のパトロールを実施した。