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政治・行政
2015年2月26日(木)9:00

仲間氏への戒告文を承認/市議会特別委

3月議会で報告、採決へ


仲間氏への戒告処分文案を審査し与党などの賛成多数で承認した特別委員会=25日、市役所平良庁舎

仲間氏への戒告処分文案を審査し与党などの賛成多数で承認した特別委員会=25日、市役所平良庁舎

 仲間賴信市議の一般質問における発言は懲罰に値するとして戒告処分にすることを決定した市議会の特別委員会(嵩原弘委員長)は25日、市役所平良庁舎で第7回委員会を開いた。3月定例会で委員長報告する戒告の文案を審査し、与党と公明の賛成多数で承認した。懲罰には値しないと判断した野党や中立的な立場の委員4人は反対した。

 戒告の文案は前回の委員会で嵩原委員長、粟国恒広副委員長に一任されていた。

 特別委員会の審査結果は3月2日に開会する市議会3月定例会本会議で嵩原委員長が報告しその後、戒告の懲罰を科すことについて採決が行われる。

 仲間氏は昨年の市議会12月定例会一般質問で、「議員の兼業禁止の規定」について、市議の西里芳明氏と同氏が取締役になっている会社名を名指しして「多額の金が水増しされ、私腹を肥やしている」などと発言した。

 このため西里氏が「侮辱を受けた」として、本会議に処分要求を提出したことから特別委員会が設置され、審査が続けられていた。

 地方自治法では議会が議員に対して科すことができる処分の種類は▽戒告▽陳謝▽出席停止▽除名-の4種で、罰としては戒告が最も軽く、除名が最も重い。


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