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教育・文化
2015年3月2日(月)9:00

プロの発声など学ぶ/少年少女合唱団

劇団四季がワークショップ


渡久山さん(左)ら役者陣の助言を受けながら母音で歌う練習をする合唱団の子供たち=1日、市中央公民館

渡久山さん(左)ら役者陣の助言を受けながら母音で歌う練習をする合唱団の子供たち=1日、市中央公民館

 あす3日にマティダ市民劇場で公演を行う劇団四季の役者陣による宮古島市少年少女合唱団を対象とした発声方法ワークショップが1日、市中央公民館で開かれた。小学2年生から中学3年生までの合唱団員約50人が参加し、プロの発声方法などを学んだ。

 同ワークショップには今井もえみさんら10人の役者が講師として、また、伊良部出身で今回の公演「魔法をすてたマジョリン」で主要キャストである「ダビッド」役を演じる渡久山慶さんが特別ゲストとして参加した。

 子供たちは発声の基本となる腹式呼吸や、母音をはっきりと発音する練習方法などを学んだ。口がきちんと開いているか確認するため手鏡を見たり、役者陣からアドバイスをもらったりしながら発声を練習した。

 実際に歌う練習も行われ、今公演のテーマ曲「心から心へ」を合唱。最初は歌詞の通りに歌い、続いては歌詞をすべて母音に置き換えて歌う練習に挑戦。今井さんらが大きな口を開けて母音を意識して歌うよう助言すると、子供たちははっきりとした大きな声で歌えるようになっていった。

 その後、参加者が3班に分かれ、テーマ曲に自分たちで考えた振りを付けて発表したほか、最後は全員で輪になって合唱した。

 子供たちを代表して上原愛音さん(北中3年)が「楽しいレッスンをありがとう。今回、習ったことをこれからの練習に生かしていきたい」とあいさつした。


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