カボチャどっさり/就労継続支援事業所おおぞら
利用者が初収穫作業
特定非営利活動法人サシバの会の就労継続支援(B型)事業所おおぞらの利用者とスタッフが2日、伊良部池間添でカボチャの収穫作業を行った。どっさり取れたカボチャに利用者は満足した表情を見せ、自主生産の成果を喜び合った。
カボチャ生産は同所の就労継続支援事業の活動。JAおきなわ宮古地区本部および伊良部支店の指導を受けながら栽培した。
昨年10月下旬から11月初旬にかけて植え付けし、その後の肥培管理も利用者らが担当してきた。
収穫作業は伊良部大橋の伊良部島側橋詰め近くにある畑で行われ、利用者11人とスタッフが参加した。肌寒い天候の中、畑に青々と実ったカボチャを収穫する作業に精を出し、農業の喜びをかみしめていた。
おおぞら管理者の濱川喜代志さんは「カボチャづくりは初めてのことなので手探りの管理が続いた。植え付けだけではなく草取りなどの手入れも利用者の皆さんにやってもらった。農協の支援を受けながらこのように収穫することができて良かった」と話した。
収穫したカボチャはJAを通して出荷。収益は利用者に還元される。