離任医師の活躍期待/宮古島市
宮古病院の異動12人を激励
宮古病院を離任する医師を激励する会が2日、市内のホテルで開かれた。退職する安谷屋正明院長を含めて異動する12人の医師が招かれ、多くの医療関係者から激励を受けた。
激励会は宮古島市が主催した。下地敏彦市長は「昼も夜も、私たち市民の健康のために頑張ってくれたことに感謝申し上げたい。新たな赴任先での活躍に期待する。きょうはいろいろな思い出を語り合いながら楽しくやっていきたい」と主催者あいさつを述べた。
32年8カ月在籍した安谷屋院長は「このような離任式を毎年開催してくださる宮古島市に感謝したい。医療の発展には連携が不可欠だが、宮古地区は医師会など関係団体のバックアップが素晴らしい」と医療体制を誇った。その上で「新しい病院が自分の任期中に完成したことは大変喜ばしいこと」と感慨深げだった。
会には宮古島市や同市議会、医師会、薬剤師会などの代表らが参加。和やかに歓談し、離任する医師と宮古病院での思い出話に花を咲かせた。市の職員や病院職員は楽しい余興で離任医師を激励、赴任先での一層の活躍を期待した。