被災地へ想い届け/復興支援プロジェクト
500本のキャンドルで表現
東日本大震災復興支援プロジェクトが14日午後、カママ嶺公園で行われた。多くの市民が参加し、500本のキャンドルで「想」の文字を表現。今もなお震災の爪痕を残す被災地へ思いをはせ、復興支援の誓いを新たにした。
「I LOVE 東北プロジェクト『想いよ届け!東北の地へ』」-。日本青年会議所沖縄地区協議会がこう銘打って県内6カ所で実施した。各地でキャンドルを灯し、被災地へ贈る応援メッセージを漢字1文字で表現する試みだ。
11日には那覇市、南風原町、石垣市で実施。14日はメーン会場である沖縄こどもの国と、宮古島市、名護市で開催した。
宮古島市の開始セレモニーでは、宮古青年会議所の神里裕哉理事長が「被災地では今も多くの人が復興に向けて頑張っている。ここ宮古島でキャンドルの火を灯してエールを送ろう」と呼び掛け。沖縄地区協議会の中尾忠筰副会長は「被災地への想いをずっと忘れず持ち続けたい」と話した。
この後キャンドル500本を点灯し「想」の文字を浮かび上がらせた。参加者はゆらゆらと揺れるキャンドルの火を見つめながら4年前を思い起こし、未曾有の大震災を風化させない決意を新たにした。