姉妹そろって入賞/ピアノ・バッハコンクール全国大会
本田采那さん銀、侑良さん銅
ピアノの第5回日本バッハコンクール全国大会で、本田采那さん(平良第一小3年)が銀賞、妹の侑良さん(花園幼)が銅賞を獲得、姉妹そろって入賞した。指導した前泊ピアノ教室の前泊政代さんは「全国はレベルが高くて、入賞するとは思わなかった」と快挙にびっくり。「2人とも練習熱心。姉妹で互いに刺激しあって伸びている」とたたえた。
2人とも沖縄地区大会で優秀賞に輝き、全国への出場を決めた。
全国大会は東京で2月15日と21、22日の3日間行われ、采那さんは小学3・4年部門、侑良さんは幼児部門のそれぞれBコースで審査を受けた。
2人は15日にピアノ教室で、コンクールに着たピンクとシルバー色の可愛いドレスを身につけて入賞報告を行った。
課題曲の「プレリュード」(ツィポーリ作曲)を弾いた采那さんは「緊張したけど間違わずに弾けた。練習をいっぱいして今度は金賞を取りたい」、大好きな「森のくまさん」を弾いた侑良さんは「次は金賞を取る」とそれぞれ目標を話した。
前泊さんは「いろいろなコンクールを経験させたくて今回初めて挑戦させた。演奏前は緊張していたが、本番では堂々と弾いていた」と話した。
このコンクールは、音楽の基礎となるバロック期のピアノ曲を無理なく楽しんで学べる課題曲を選曲し、日ごろの練習成果を発揮する場を提供する目的で開かれている