さらなる活躍に期待/副知事就任激励会に800人
安慶田氏「全力で知事支える」
【那覇支社】前那覇市議会議長で宮古島市城辺出身の安慶田光男氏(66)の副知事就任激励会(主催・同実行委員会)が16日、那覇市内のホテルで盛大に催され、県内の政財界や後援会の関係者ら約800人が出席して安慶田氏のさらなる活躍に期待を寄せた。
会場には翁長雄志知事、城間幹子那覇市長、下地敏彦宮古島市長らをはじめ、奥平一夫氏ら県議会議員や宮古島市議会の有志議員らも激励に訪れた。
来賓の翁長知事はあいさつで「副知事になってもらい大変心強い。昔から『コンピューター付きブルドーザー』と呼んでおり、沖縄でも1、2位を争う政治家。今後もウチナーンチュの意地を見せながら日本の国も考えて、県益も国益も決して矛盾しないという強い信念を持ち、2人で力を合わせて頑張っていきたい」と話した。
郷里の下地市長は「宮古でも出身者の副知事誕生に心から喜んでいる。いま翁長知事はあれだけ政府にやられて大変だなと実感する。ここで一番大切なのは誰が知事を支えるかだが、那覇市長時代から知事を支えてきた安慶田氏が最適任者。沖縄の振興発展のため翁長県政運営のために、しっかり支えて頑張ってほしい」とあいさつした。
激励を受けた安慶田氏は「これ以上の幸せな人生はない。副知事を拝命できたのも翁長氏のおかげであり、名もない一青年を政治家としてここまで育て支えてもらった方々にも心から感謝したい。沖縄県の発展のためにも(名護市)辺野古に新基地を造らせてはならない。翁長県政のために私が捨て石や敷石になってでも、持てる力を一生懸命に発揮したい」と決意を述べた。