11/22
2024
Fri
旧暦:10月21日 赤口 己 
政治・行政 教育・文化
2015年3月27日(金)9:00

市、同志社大と協定締結

学習活動支援し交流図る/市長と村田学長が署名


下地市長と(左)と村田学長が互いに署名し包括協定を締結した=26日、市役所平良庁舎

下地市長と(左)と村田学長が互いに署名し包括協定を締結した=26日、市役所平良庁舎

 教育と研究交流を目的とした宮古島市(下地敏彦市長)と同志社大学(村田晃嗣学長)による包括協定締結式が26日、市役所平良庁舎で行われた。下地市長と村田学長がそれぞれ協定書に署名し、同協定を締結した。今回の協定を機に市と大学側は、さらなる連携強化を図り学生と市民が互いに学び合うよりよい環境の構築に向けて取り組んでいくことを確認した。

 この協定は、同大学の教職員および市職員による教育、研究交流を促進するとともに両者の共同・相互企画事業等の推進を図ることを目的としている。

 連携協力する事項としては、同大学学生への学習機会の提供および学習活動の支援▽市民への学習機会の提供および学習活動支援▽同大学の学生もしくは市民に提供する教育プログラム等の開発▽学官連携による共同研究の開発と実施▽その他、双方が必要と認める事項-となっている。

 あいさつで下地市長は「今回の締結で市民と大学側との交流が図られることになる。さらに、島の人々にとっては学習活動の機会が増えることにもなるので大いに期待している。この取り組みを通して私たちと大学側との連携がさらに深まることを期待している」とあいさつした。

 村田学長は「グローバル化の時代といわれているが、政府主導だけではなく今回のような地方自治体と大学といったような交流がこれからは大切になる。この協定がグローバル化時代の新しい協力のあり方のモデルケースになることを願っている」と述べた。

 同大学は、2012年度から宮古島での各種実習や調査を実施してきた。宮古島での実習は、資源エネルギーの活用状況だけでなく、住民の期待、行政との関係、環境負荷などの課題について学び適正技術、社会システムのあり方などを理解する上で重要な活動と位置づけている。

 大学側が市民を対象に実施する具体的な取り組みとしては、大学の教員による講演、講義、市内教育機関での出前講座などを予定している。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

2024年11月14日(木)9:00
9:00

牧山公園活用へ要望集約/市観光商工課

構想策定へ整備方針説明/地域住民との意見交換会   市観光商工課(砂川晃徳課長)は12日、伊良部牧山公園活用基本構想の策定に向けた伊良部地域住民との意見交換会を伊良部球場会議室で行った。事務局が展望台や周辺整備など市観光推進協議会の議論を基にまとめた…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!