好評「シークヮーサーのタレ」
29日からあたらす市場で試食会/高校生が新商品を開発、発売
地元高校生が加工生産した「シークヮーサーのタレ」が、試食販売で100本以上も売れるなど関心を集めている。29日から31日まではあたらす市場で行われるイベントで来場者に試食してもらい、新商品をPRすることになっている。
「シークヮーサーのタレ」作りに取り組んだのは、宮古高校1年の山口愛夢さんと荷川取春佳さん。2人は昨年5月に結成された地元の高校生で構成する高校生仕事クラブの一員で、昨年から地元の食材を用いた「タレ」作りを企画し、試行錯誤を重ねてきた。
宮古島地域雇用創造協議会や、提携する合同会社ティダヌファのコーディネーター伊東まおさんらの支援を受けて、今年3月21、22の両日、宮古空港内で試食販売したところ、利用客から「おいしい」と好評を博し100本以上売れたという。
これに自信を得た2人は、仕事クラブが拠点とする市公設市場内の「んまがぬ家」で1本650円で販売を開始した。今後に向けても仕事クラブのメンバーを募る一方、新たな食品づくりにチャレンジしたいとしている。