宮古地区 新入学児童は623人
城辺地区の減少顕著/西城、城辺20人割る
宮古島市教育委員会と多良間村教育委員会が2015年度の入学予定者数(4月1日付)をまとめた。小学校への新入学児童数は623人。城辺地区の減少が顕著で、砂川、福嶺は10人以下、西城、城辺は20人を割り込んだ。そのほか来間ゼロ、宮島1人、狩俣、池間5人など1桁台の入学者は全体で6校あった。最も多いのは平良第一の106人だった。中学校への入学者は計612人となる。
全体の入学者数を前年同時期と比較すると小学校で29人、中学校では36人多い入学者となる。ただ、減少の傾向に変わりはなく、今後も少子化の影響を受けながら同じ傾向で推移していくものとみられている。
15年度の新入学児童を学校別にみると100人を超えるのは平良第一と南(102人)のみ。東84人、久松58人、北47人、鏡原42人と続いている。
多良間では16人が入学を予定しており、前年度の児童数より人も多い。
一方、中学校への入学者数をみると、平良が最多の184人、北が129人となっており、この2校のみが100人を超える。
そのほか、久松45人、鏡原と佐良浜が30人、上野29人、下地は28人。西辺、狩俣、城辺、砂川は10人台の入学者となっている。1桁台は池間と福嶺。多良間は30人が入学する。
特別支援学校の新入学児童は4人、中学校への新入学は5人となっている。
宮古島市の新入学児童数は1983年から90年まで若干の増減を繰り返しながら1000人台で推移してきた。しかし、91年に1000人を割り込むと、減少の一途をたどっている。
2015年度の小学校の入学式は8日に集中して行われる。宮島と池間、福嶺のみ7日。中学校は全校が7日に実施する。