8人が仲間入り/鏡原・宮原小統合式
未来担う「鏡っ子」に期待
「鏡原小・宮原小統合式」が6日、鏡原小学校体育館で行われ、先月閉校した宮原小学校から8人(男子4人、女子4人)の新しい仲間を鏡原小学校の全校児童と教職員が笑顔で迎え入れた。また、式では市教育委員会から8人に体育着の贈呈も行われた。新しく「鏡っ子」の仲間入りを果たした8人は、これから始まる新生活に気持ちを新たにした。
校長あいさつでは今年度、宮原小から異動してきた国仲克紀校長が「両校の児童がそれぞれの素晴らしいところを教え合いながら新しい鏡原小学校の歴史と伝統を築いてほしい。そして、宮原小から来た8人は積極的な関わりを持って1日でも早く元気な『鏡っ子』になってほしい」と呼び掛けた。
また、宮國博教育長も「両校の統合は宮古島市における教育の一大転換期であり、輝く未来を示す出来事だと思う。鏡原小学校に通う児童の皆さんは仲良く共に学び合い成長し、そしてこれからの新しい時代を創り上げ、世界に羽ばたいてほしい」とあいさつした。
8人の児童はそれぞれ、自己紹介をして鏡原小の児童に対して楽しい小学校生活を一緒に過ごすことを呼び掛けた。
歓迎のあいさつでは、狩俣結有さん(6年)が「皆さんが来るのを楽しみに待っていた。鏡原小学校には楽しい行事がたくさんあり、いろいろな部活もあるのでいっしょに楽しく過ごしながら、よりよい学校生活を過ごしていこう」と述べた。
最後は、宮國教育長から8人の児童に鏡原小学校の体育着がプレゼントされた。
式には、佐平博昭教育委員長や県教育事務所の田場秀樹所長のほか、児童の保護者や地域住民らが出席し、鏡原小のさらなる発展に期待を寄せた。
きょう7日に始業式が行われ、8人は鏡原小学校での新しい生活をスタートさせるほか、8日には入学式が行われ、新入学児童を迎え入れる。