初泳ぎ楽しむ/前浜で海びらき
市民ら3000人参加
宮古島の初夏の到来を告げる、2015年「海族(かいぞく)まつり・第37回サンゴの楽園未来まで、集まれ遊ぼう宮古島の海びらき」(主催・宮古島観光協会)が好天に恵まれた5日、与那覇前浜ビーチで開催された。東洋一とうたわれる白砂の浜には、住民や観光客ら約3000人(主催者発表)が集った。子どもたちは合図とともに一斉に、海に飛び込み、初泳ぎを楽しんだ。初泳ぎの参加者には「初泳ぎ証」が配布された。今年から初泳ぎ証はリストバンドの形になった。
ミス宮古島3人と宮古島観光協会青年部長の石原雄さんが高らかに海びらきを宣言。宮古島観光協会の豊見山健児会長、下地敏彦市長ら関係者がテープカットで本格的な夏の到来を告げた。
豊見山会長は「国内ビーチランキングで3年連続1位の前浜ビーチで、『海族まつり』のスタート行事、海びらきを開催する。きょうは楽しいひとときを過ごしてください」とあいさつした。
家族3人で参加した山田弘一さん(平良下里)の妻香織さんは「あと10日で長崎に転勤。しばらくは宮古島の海を楽しめないので、きょうはとてもよかった」と話した。
初泳ぎの後は「つかもうぜ!ドラゴンボール(宝探し)」、ジェットスキーの無料試乗会やゲッツ!島サバホールインワンなど多彩なプログラムが行われた。
会場に設置された巨大なウオータースライダー(滑り台)は子どもたちの人気を呼んでいた。