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産業・経済
2015年4月10日(金)9:00

トウガン1個100円で販売/あたらす市場

きょう「とうがんの日」/創作料理の試食会も


会見で「とうがんの日」キャンペーンへの来場を呼び掛ける新城委員長(中央)ら実行委のメンバー=9日、あたらす市場前

会見で「とうがんの日」キャンペーンへの来場を呼び掛ける新城委員長(中央)ら実行委のメンバー=9日、あたらす市場前

 10日の「とうがんの日」にちなんで、宮古地区とうがんの日キャンペーン実行委員会は同日、JAファーマーズマーケットあたらす市場でトウガン1個(約2㌔)を通常販売価格の半額以下の100円で販売する。会場では、トウガンを使った創作料理の試食会なども行われる。

 実行委員長でJAおきなわ宮古地区本部の新城武一郎本部長らが8日、記者会見し来場を呼び掛けた。

 キャンペーンは「太陽とサンゴ礁の卵 宮古島産とうがん」をテーマに、安心、安全な宮古島産トウガンを広くアピールし消費拡大を図ることが目的。

 午前8時40分からのセレモニー後、販売を開始。無くなり次第、終了する。

 トウガンは2500個を用意、1人2個まで買うことができる。

 このほかJA女性部のトウガンの皮を使ったきんぴらやとうがんあんかけなどの創作料理、みゃーくの味加工推進協議会のとうがんパイやジャムの試食会がそれぞれ行われる。

 新城実行委員長は、2007年2月に、県から拠点産地の認定を受け、宮古地区の出荷野菜の重点品目の一つとして、県内外に出荷されていることを紹介。その上で「今後もさらなる生産、販売拡大を図っていく」と述べ、キャンペーンへの来場を呼び掛けた。

 会見には、県宮古農林水産振興センター農業改良普及課の平良正彦課長、JA宮古地区とうがん専門部会の真壁恵修部会長が同席した。

 JAによると、宮古地区における14-15年期作のトウガンの作付け面積は681㌃、部会員数80人で、ともに前年実績を上回っている。JAでは、一括交付金を活用した補助ハウスの運用や、新規農家の増加が要因としている。

 14年度の出荷実績は703㌧、販売額は1億2800万円だった。

 出荷先の内訳は▽東京(5割)▽関西(3割)▽県内(2割)-となっている。

 とうがんの日 1998年4月10日に県経済連が主催した「とうがんの日」宣言大会で、同日を「とうがんの日」に定めた。沖縄方言「し(4)ぶい」と和名「とう(10)がん」にちなんだ。宮古方言では「スウ」。


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