ラン先導車をお披露目/沖縄トヨタ宮古支店
燃料電池車「MIRAI」
19日に開催される第31回全日本トライアスロン宮古島大会を控え、沖縄トヨタ自動車宮古支店(島袋盛貴支店長)は15日、ラン先導車を務める燃料電池自動車「MIRAI(ミライ)」を地元のマスコミにお披露目した。MIRAIは、水素と酸素の化学反応で発電し走行する究極のエコカーとされる。島袋支店長は「見学は歓迎なので、事前に連絡を」と積極的な受け入れ姿勢を見せる。
トヨタ自動車は、これまでのトライアスロン宮古島大会では、エンジンと電気モーターで走るハイブリッド自動車(HV)3台で協力。今大会ではMIRAIとハイブリッド自動車2台の計3台を導入し国内外にアピールする。
MIRAIの車体の長さは約4・9㍍、幅1・8㍍、高さ1・5㍍。2014年12月に発売したメーカー希望小売価格は723万6000円(税込み)。ただし、沖縄地区では価格が異なる。
次世代燃料電池車MIRAIは、温室効果ガスの一つである二酸化炭素を一切排出せず、水だけを排出する。エンジンをかけても静かで、滑らかな加速で走行するとされる。
同支店によると、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックに向け、燃料電池自動車の販売台数、水素ステーションの設置数を拡大する方針という。
問い合わせは、同宮古支店(電話0980・72・2112、ファクス0980・72・2536)へ。