西内V奪還に意欲
田中、女子2連覇目指す
第31回全日本トライアスロン宮古島大会に出場する国内招待選手の西内洋行(39)、田中敬子(30)と酒井絵美(34)が15日、来島した。西内は昨年総合2位でV奪還を目指す。昨年大会で女子1位の田中はこの1年間で積んできたロングの経験を生かし連覇を狙う。酒井はランで勝負を懸け優勝を狙う。
西内は昨年大会総合2位。ランで一時はトップに立ったが優勝を逃した。「今年はバイクで良い位置に付けて、ランの調子も良いので優勝を狙う」と力強く抱負を語った。
田中は「バイクはアップダウンがあるコースは得意。伊良部島、伊良部大橋がコースに加わったことは自分には有利に働く。スイム、バイクで貯金を作って、ランに余裕を持って入りたい。ロングは自分との勝負。それに勝てれば結果は自ずとついてくる」と連覇を狙う。
酒井は、第27回大会の女子優勝以来、上位入賞するものの優勝を逃した。「これまで自分が練習してきたことを発揮できれば良いレースができる。今年はランの調子がいい。最後まで自分のレースができれば、結果はついてくる」と4年ぶりの女子V奪還を目指す。
2月に宮古島で合宿をした。「このときは風が強く景色を楽しむどころではなかった。バイクで追い込むつもりだが、伊良部大橋から見える景色も楽しみたい」と、酒井はベテランらしい余裕を見せた。