教育・文化
2015年4月22日(水)9:00
全国学テ、宮古でも実施
小6、中3計1127人参加
文部科学省が小学6年生と中学3年生を対象に行う「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)の2015年度調査が21日、全国で実施された。宮古島市でもすべての小中学校で行われ、小学6年生527人、中学3年生600人の計1127人が参加した。
テストの教科は国語と数学(算数)で、2教科ともに基礎知識を問うA問題と、知識を活用する力を問うB問題が出題される。今年は3年ぶりに理科が加わった。
14年度実施の学力テストでは、宮古島市の小学6年は平均正答率では国語B・算数Aで全国、県の平均を上回った。
中学3年は平均正答率では、国語・数学の全ての領域において全国を下回った。しかし、数学においては県平均を上回った。
宮古島市では、学校別のテスト結果については公表していない。
学力テストは、義務教育の機会均等と水準の維持向上の観点から、全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析して教育施策の成果と課題を検証することで、その改善を目指すことを目的に2007年度から文科省が実施している。